すい臓がん(病気)の症状・治療を解説したサイトです。

すい臓がんのおもな症状

●すい臓がんの症状

○吐き気や嘔吐
○食欲不振
○少量の食事で満腹感 
○下痢・便秘・腹部膨満・ガスなどで変化
○腹痛
○消化不良
○はなはだしい体重減少
○全身倦怠感 
○下肢の浮腫(むくみ)
○突然の膵炎(すいえん)
○背部や腹部の痛み 

●すい臓がんの初期症状

実はすい臓がんは、特有な初期症状は現れません。腹痛、腹部不快感、背中に抜ける痛み、食欲低下、体重の減少など、あらわれる症状は健康なときでもあらわれるような不定な症状であるため見過ごしてしまうことも多いようです。

ガンができた場所が十二指腸に近い膵頭部がんは、肝臓からの胆汁を運ぶ胆管を閉塞させるため、閉塞性黄疸や肝機能異常が比較的早期に発生します。しかし、膵体部がん・膵尾部がんは黄疸を起こしにくいため、肥大してから発見されるのでかなりの進行がんか切除不能ながんとなっています。
また、膵臓の内分泌機能が影響を受けると、インシュリンの分泌が低下して、急に糖尿病が発生したり、もともとの糖尿病が急に悪化したりすることもあります。

●すい臓がんの進行と症状の関係

早期のすい臓がんに特徴的な症状がないのは述べた通りです。そのため患者さんは自分がすい臓がんであるとは疑いもせずに見過ごしてしまうのですが、早期のすい臓がんだと診断された患者さんが病院へ行った理由を調べてみると、実際、最も多いのが「胃のあたりや背中が重苦しい」とか、「なんとなくお腹の調子がよくない」とか、「食欲がない」などの、本当に漠然としたとありふれた症状です。なので、そんなありふれた症状こそが大事な兆候だと考えなければならないのです。
この他に、体重の減少などもよくおこります。

このような症状は膵がんでなくてもいろいろな理由でおこるものですが、比較的膵がんに関連のある症状として、身体や白目が黄色くなる黄疸(おうだん)があります。この時、身体がかゆくなったり、尿の色が濃くなったりもします。
黄疸は、膵臓の頭部にがんができて、胆管がつまってしまった時におこるのですが、胆石や肝炎などが原因の時もあります。

ただ残念ながら、私たちは重大な病気ほど自分には関係ないと思ってしまいがちな生き物です。兆候となる腹部の不快感が出ても見過ごしてしまい、やがて腹痛などの症状が出てからやっと病院に行くのです。そして腹痛などの症状が出た時には、ガンはかなり進行しており、手術などの治療ができないというケースが大半となるのです。

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