すい臓がん(病気)の症状・治療を解説したサイトです。

「すい臓」のこと

●「すい臓」の形

すい臓は長さ14〜18センチで、胃の後側に位置する細長い臓器です。
すい臓の左側に十二指腸(じゅうにしちょう)、右側には脾臓(ひぞう)があります。
また、左から膵頭部(すいとうぶ)・膵体部(すいたいぶ)・膵尾部(すいびぶ)に分けられています。

すい臓の中には、2本の外分泌菅があり、太い方を主膵菅(しゅすい)、細い方が副膵菅(ふくすいかん)です。
すい臓で作られる液、すい液は、主膵菅の尾部から頭部へ流れ、主膵菅は胆嚢(たんのう)から胆汁(たんじゅう)が流れてくる総胆管と合流して、十二指腸の大十二指腸乳頭(ファーター乳頭)へ分泌されます。

簡単にたとえるならば、胃の裏側の背中に近い部分に、太めのオタマジャクシのような形をして存在していると考えてください。
長さは10数センチほどのオタマジャクシの中を管が走っていて、出口(頭)の部分が十二指腸につながっているのです。

●「すい臓」の働き

すい臓のおもな働きは、消化液をつくること(外分泌)と血糖を調節するホルモンをつくること(内分泌)です。
すい臓がつくる消化液はすい液と呼ばれ、膵臓(ひぞう)の中を網の目のように走る膵管という細い管の中に分泌されます。
細かい膵管は膵臓の中で主膵管という一本の管に集まり、肝臓から膵頭部の中へ入ってくる総胆管と合流した後、十二指腸乳頭というところへ開いています。
肝臓でつくられた胆汁と膵臓でつくられた膵液はこうして一緒に十二指腸の中へ流れ込むのです。
膵臓でつくられるホルモンは、血糖を下げるインシュリンや逆に血糖を上げるグルカゴンなどで、これらは血液の中に分泌されます。

すい液は、たんぱく質やデンプンや脂肪を分解します。
インスリンは血糖値を調節するという働きを担っています。

※膵臓にできるがんのうち90%以上は外分泌に関係した細胞、特に膵液を運ぶ膵管の細胞から発生します。これを特に膵管がんといいます。
普通、膵がんといえばこの膵管がんのことをさします。

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